電通総研 IT - TGDU カンファレンス 2024 基調講演を終えて
TGDU カンファレンス 2024 で「ソフトウェアにデザインを」をテーマに基調講演を行い、エンジニアに求められるデザイン視点の重要性を共有しました。
ogawa・December 24, 2024
こんにちは、小川です。 先日、電通総研 IT さまが主催する TGDU カンファレンス 2024 にて、「ソフトウェアにデザインを ~ソフトウェアデザインのためのフレームワーク~」というタイトルで基調講演をさせていただきました。 このような大役をいただき、正直なところ最初は驚きと緊張の連続でしたが、無事に終えることができました。 このカンファレンスでは、エンジニアとしての成長や未来に必要なスキルセットについて多くの学びが得られる場でしたが、私も皆さんと共に学び、考える機会をいただけたことに感謝しています。
基調講演の概要
今回の講演では、以下の 3 つのテーマを中心にお話ししました:
これからのエンジニアに求められること
- 生成 AI の進化により変化するエンジニアの役割。
- 課題を技術で解決し、価値を創造するというエンジニアの本質的な役割。
ソフトウェアデザインとは何か
- デザインを「見た目の美しさ」だけでなく、「人々が行動し、反応できる世界」を作ることと捉える広義の概念として紹介。
- ユーザー体験を豊かにするために必要な「理解に時間をかける」重要性。
ソフトウェアデザインのためのフレームワーク
- Design Sprint、Event Storming などの具体的なフレームワークを用いて、ソフトウェアデザインを実践するための手法を解説。
振り返り
準備の段階では何度も試行錯誤を繰り返し、自分自身の考えを整理する良い機会にもなりました。
何よりも、今回の講演が少しでも参加者の皆さんの仕事に役立てば幸いです。
最後に
このような機会をくださったカンファレンスの主催者、そしてサポートしてくださったすべての方に感謝申し上げます。 これからも 「エンジニアリング × デザイン」 の視点で、価値あるソフトウェアづくりに貢献していきたいと思います。そして、今回の学びを次のプロジェクトに活かしていきます。